加湿器のフィルターなしを使いたい!
デメリットはあるの?
加湿器のフィルターなしを使用するにはデメリットもありますが、お手入れの楽さ、清潔さのキープのしやすさなどメリットも沢山あります!
フィルターのお手入れや買い替え時のコストに大変さを感じているあなたにとって、フィルターのいらない製品は魅力的ですよね。
フィルターを使用しない製品には種類があり、手軽さや手入れの簡単さでメリットがある反面、気を付けるべきポイントもいくつかあります。
デメリットもメリットもしっかり把握して、快適にフィルターなしの製品を使用していきましょう♪
「手入れの少ない加湿器」で真っ先に思い浮かべるのはこのポットタイプが多いはず。
雑菌繁殖防止の点で煮沸が出来るポットタイプにかなうものはありません。
開閉ロック、チャイルドロック、お湯漏れ防止機能のトリプル安心設計で子供やペットがいても安心です。
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加湿器のフィルターなしのデメリットって何?
お手入れが面倒なのでフィルターのいらない製品に買い替えたい!!
デメリットってあるのかな?
加湿器のフィルターなしのデメリットは「本体のお手入れは必須」「水垢対策が必要」「空気清浄機能がない」ことなどですが、メリットも沢山ありますよ!!
フィルターはこまめなお手入れが必要で、少しサボるとすぐ臭いや汚れが落ちにくくなりますよね。
フィルターを使う製品は清潔さをキープするのに手間と労力がかかります。
そんな、フィルターの手入れが面倒!!と思っているあなたにとって、フィルターを使用しないで済む製品は魅力的に映りますよね。
フィルターなしの製品の購入を検討しているけれど、もし気を付けるべき点があるのならあらかじめ知っておきたいところ。
まずはデメリットとしてどんなものがあるか調査しました。
加湿器のフィルターなしのデメリットは3つ!
フィルターを使わない加湿器を選ぶ際知っておきたい注意点は以下の通りです。
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
菌の繁殖を防ぐための本体のお手入れ必須
フィルターがなくても雑菌対策としての本体のお手入れは必須です!!
フィルターがないからお手入れから解放~♪と思っているそこのあなた!
残念なことに、フィルターがないタイプでも「全く洗わなくても良い」というわけではありません。
フィルターがなくてもパーツの手入れと水の取り換えは必要です。
フィルターなしの製品でお手入れをサボってしまうと、タンク内の水に繁殖した雑菌やカビが直接空気中に放出されてしまう可能性があります。
そんな菌だらけの空気をを吸い込むことでアレルギー反応「加湿器肺炎」を引き起こす可能性があるんです。
この症状が出てしまうと、病院で処方された抗生剤で治療してもなかなか改善せず辛い症状が続きます。
本体やパーツをしっかり掃除することで防げるので、ご自宅の製品のフィルターのありなしに関わらず、こまめなお手入れを徹底しましょう!!
ニュースでもよく見ます。健康のためにしていたことが逆効果になるなんて…。
気を付けましょうね…。
フィルターありの製品のように、大きくて造りの複雑なパーツを洗うほどの手間はかからなそうで安心しました♪
フィルターがあってもなくても、パーツを洗ったり乾かしたりするのは同じです。
ただし、フィルターのない製品は構造もシンプルなものが多いのでお手入れの楽さを感じられますよ♪
水垢汚れ対策も必要
タンクや蒸気口に白い結晶汚れ(水垢汚れ)がつきやすくなります。
水道水に含まれるミネラル分を直接放出するため、白い粉が周囲に付着することがあるんです。
スチーム式は湯沸しポットの内部にこの水垢が溜まりやすく、未然に防止する方法はありません。
月に一回程度のクエン酸でのつけおき洗いがおすすめですよ♪
《ポットの中身のお手入れ場合》
- 満水にしたポットに水1Lに対し15gのクエン酸を入れてふたをする
- 沸騰させてそのまま1~3時間保温で付け置き
- やけどに注意してお湯を捨て、気になる箇所をスポンジなどでこすり洗いをすれば綺麗に♪
《超音波式などのパーツのお手入れの場合》
- クエン酸水(水1Lに対してクエン酸大さじ1)を作る
- しばらくつけ置きする
- こすり洗いをすると効果的
クエン酸がない場合は、酢水(水1Lに対して酢100ml)でも代用できます♪
空気清浄効果がない
フィルターを使わない製品の場合、空気清浄機能が備わっていないことがあります。
フィルターありの製品では空気中の埃や汚れを吸着するタイプが多く販売されていますが、フィルターなしの場合その機能がないものがほとんど。
空気清浄機能を求める場合は加湿器と空気清浄機の二台持ちをすることになります。
我が家も二台持ちです。
それぞの手入れは必要ですが、圧倒的に劣化しにくいと感じます。
加湿だけ、空気清浄だけと機能を限定することで、それぞれの機械の造りがシンプルになりお手入れも楽になりますよ。
加湿器のフィルターなしのメリット4つ!
加湿器のフィルターなしは「お手入れ面」「ランニングコスト」「雑菌の発生リスク」「デザイン面」でメリットがあります!
フィルターのいらない製品を選ぶことで、メンテナンスの手間やランニングコストの削減など、様々なメリットを感じられますよ。
フィルターを使用しない製品を選ぶメリットについて、具体的に見ていきましょう♪
お手入が簡単
フィルターありに比べ、造りが簡単なものが多いので圧倒的にお手入れがしやすいです。
最大のメリットです!!
フィルターを使用する製品はフィルター、受け皿、カートリッジ等パーツが細かく分かれていることが多いですよね。
私もフィルター付き製品の掃除をする際、小さいブラシを使わないと落とせない汚れがあったり、パーツを戻すのに苦労したりしてうんざりした経験があります。
フィルターを使わない場合、こういった煩雑な作業からは解放されますよ!!
もちろん、フィルターを使用しない製品の場合でもこまめに点検する必要はありますが、「お手入れが簡単」というのは最大の魅力ですね。
ランニングコストが低く済む
フィルターなどの買い替えが不要な為、ランニングコストが低く済みます。
フィルターを買い替える場合、メーカーにもよりますが2,000円~4,000円程度かかります。
その出費が定期的にあると思うと、フィルターの必要な製品はコストがかかることが分かりますね。
メーカーではフィルターは1・2年交換不要と謳っていても、臭いや汚れが気になってしまい交換のタイミングが早まることも多いです。
私はフィルター交換に半年で4,000円近くかけていました…。
一方フィルターを使わない製品の場合、パーツの追加購入は不要なことが多いです。
フィルター不要の製品は本体を洗うだけで繰り返し使用できるものがほとんどなのでお手入れさえしっかりすれば初期投資だけで長くお得に使用できますね♪
カビや雑菌の発生リスクが少ない
フィルターがないため、カビや雑菌が発生しやすいパーツが少なく、その分衛生面でのリスクを抑えられます。
そもそもカビや雑菌は、パーツに水分が溜まってしまった時に発生します。
フィルターの有無にかかわらず、こまめな手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖しやすいので注意が必要です。
ただし、フィルターレスの洗いやすいタイプを選べば、お手入れも楽に続けられますね。
工程が一つでも少ないなら私にもできるはず!!
サイズやデザインが多様
フィルター構造がないため、コンパクトでスタイリッシュなデザインが叶えられます。
車内用の小型タイプからオフィスや旅行先で使えるポータブルタイプまで、コンパクトサイズの製品が販売されています。
またシンプルな構造を活かしてデザイン性を追求した製品も数多く出ていますよ。
例えばインテリアに馴染む北欧風、和風デザインなどあなたの部屋のテイストに合わせたデザインが選べます。
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加湿器のフィルターなしとあり種類を徹底調査!
そもそも加湿器の種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
加湿器は水を空気中に放出する方法ごとに分類され、大きく4つの種類に分けられます!
水を空気中に放出する加湿方式は、「スチーム式」「超音波式」「気化式」「ハイブリッド式」の4タイプです。
フィルター仕様の有無を表にしました。
加湿方式 | 加湿方法 | フィルターの有無 | 特長 |
スチーム式 | ポットのようにお湯を沸かして蒸気で加湿 | なし | 造りがシンプル お手入れが楽 やけどに注意 |
超音波式 | 超音波で水を揺らして霧状の水を出す。霧吹きのようなイメージ | なし | おしゃれなデザインが多い 水を噴射するので設置場所が濡れる こまめな手入れが必要 |
気化式 | 水を含ませたフィルターにファンで風を当てて気化した水蒸気で加湿 | あり(自然気化式や一部の気化式はフィルターなし) | フィルターのこまめな手入れが必要 |
ハイブリッド式 | 水を含ませたフィルターに温風を当てて気化した水蒸気で加湿 | あり | フィルターのこまめな手入れが必要 |
この中でフィルターなしの製品は「スチーム式」「超音波式」と一部の「気化式」です。
それぞれの特徴をまとめたので、購入する際の検討材料にしてくださいね♪
【フィルターなし】スチーム式
水を加熱して蒸気を発生させるタイプなので菌が繁殖しにくく衛生的です。
ヒーターを使って高温の蒸気を放出するため、室温を上げる効果もあり寒い時期には重宝します。
パワフルで加湿能力は抜群、短時間で湿度をあげることができますよ。
高温で雑菌が死滅するため衛生的ですが、電気代が高くなる傾向があります。
また、熱によるやけどのリスクがあるため、小さな子供がいる家庭では注意が必要です。
加湿能力が高く、沸騰させるので衛生的
やけどのリスク、電気代が高い
【フィルターなし】超音波式
水を超音波で振動させてミストを作り出すタイプで、おしゃれなデザインが多いのが特徴です。
コンパクトなものやデザイン性の高い製品など、種類が豊富に展開されていますよ。
粒子が大きい水を噴射するので、加湿器の周りや家具が濡れることがあるので置き場所に注意する必要があります。
また、特に超音波式はお手入れを怠ると雑菌がそのまま空気中に放出されるので注意が必要です。
値段が手ごろで電気代も低く、造りがシンプル
本体のお手入れ必須、水の粒子が大きいので家具を傷めるリスク
【フィルターなし&あり】気化式
水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて気化した水蒸気を放出する仕組みです。
濡れたタオルに扇風機の風を当てていくイメージですね。
フィルターを使用しない「自然気化式」というのもあります。
フィルターありの気化式加湿器
フィルターに風を通し気体として放出するので、水の粒子が小さく、雑菌の放出が抑えられます。
ヒーターレスなので電気料金がほとんどかからず、熱くならないのもメリット。
部屋の空気が充分加湿されたら自動で調整機能が働く機種もあります。
電気代が安い、部屋の加湿具合を感知し調整する機能がある
本体とフィルターのお手入れ必須、ファンの音がうるさい場合も
フィルターなしの気化式加湿器(自然気化式)
紙や陶器を濡らし、水を自然に蒸発させる方式です。
フィルターなしの場合、タンクや内部の水が汚れやすい反面、白い粉の心配はありません。
自然な加湿力が特徴で、小ぶりなものが多く常に持ち歩くのにおすすめです。
電気を使わない方式で手軽
加湿能力は低い
【フィルターあり】ハイブリッド式
温めた風をフィルターに当てて、スピーディーに加湿します。
濡れたタオルにドライヤーの温風を当てるイメージです。
フィルターに風を通し放出するので、水の粒子が小さく、雑菌の放出が抑えられるほか、加湿した風を遠くまで届かせることができます。
素早く加湿できる
フィルターと本体の手入れが必須、電気代が高い、
加湿器のフィルターなし製品おすすめ5選!
フィルターなし製品のおすすめを教えてください!!
フィルターを使用しない加湿器は様々なメーカーから販売されていますよ♪
加湿器には種類があり、フィルターを使わない加湿方式も多様であることが分かりました。
口コミでも高評価なものが多く、フィルターなしの加湿器への需要の高まりがうかがえます。
健康に直結するものですから、加湿機能やお手入れのしやすさに特に注目し、安全に使えるものを選びたいですよね。
各製品詳しくお伝えしていくので、購入する際の参考にしてくださいね♪
【スチーム式】象印 うるおいプラス
スチーム式といえばこの湯沸し器タイプを思い浮かべるはず。
スチーム式は湯沸しポットと同じ構造なのを考えると、象印というメーカーには安心感がありますね。
水タンク一体型なので分けるパーツも一切なし、手入れはたまのクエン酸洗浄のみ。
毎回沸騰させて使用するので気になる臭いなども発生せず、季節を挟んで使用を再開する時も安心です。
【スチーム式】±0 スチーム式加湿器
おしゃれなデザインと自然な加湿力に加え、部屋の湿度に合わせて放出量を自動調整する機能が搭載されているのが特徴。
お湯漏れ・空焚き防止機能がついているので小さな子供やペットがいる家庭でも安心です。
視界に入りやすいものだからデザインにもこだわりたいというニーズを反映させた、シンプルかつ洗練されたデザインが好評ですよ。
スチーム式特有の「ゴーッ」という湯沸し音も少なく、寝室の利用にもおすすめです。
【超音波式】Yoitas コードレス加湿器
コードレスで家中どこへでも持ち運べるのが魅力の卓上超音波式加湿器です。
超音波式はお手入れが必須ですが、こちらはキッチンのシンクで簡単に洗える大きさなので気後れすることはありません。
コードレスだとペットがかじったり、子供が引っ張ったりするリスクも防げるので安心です。
コンパクトなのにペットボトル5本分の水を給水でき、約8時間の連続使用が可能なのが魅力。
【フィルターなし自然気化式】エコロジー加湿器
水が自然に気化する仕組みを使い、電気を使わずに加湿します。
24時間、電気代を気にせず使えるのは自然気化式の最大のメリットですね。
加湿能力は電気を使用するものに比べ穏やかですが、じわじわ加湿してくれる安心感があります。
置いておくだけでインテリアになるデザインなので、プレゼントにもおすすめですよ。
【フィルターなし気化式】Benta エアウォッシャー
フィルターなしでありながら空気清浄機能を備えた、ユニークなドイツ製製品です。
水自体をフィルターとして活用し、空気の汚れを水に吸着させる革新的な構造を採用。
この仕組みによって、フィルターレスでありながら加湿と空気清浄の機能を実現しています。
タンクの水の交換も月に2回程度で済み、本体のお手入れも半年に1回で良いのはありがたいですね。
「Bentaを使い始めたら他の加湿器を買う気になれない」という口コミも多く、ファンの多いおすすめ製品です。
加湿器のフィルターなしのデメリットって何?のまとめ
- 加湿器でフィルターを使わない製品を選ぶ際、気を付けるべきデメリットがいくつかあるが、メリットも沢山ある
- フィルターなし加湿器のデメリットは「お手入れ必須」「水垢対策が必要」「空気清浄機能がない」こと
- 一方フィルターなし加湿器のメリットは「お手入れの楽さ」「ランニングコスト」「雑菌の発生リスク」「デザイン性」
- 製品は加湿方法によって「スチーム式」「超音波式」「気化式」「ハイブリッド式」の4タイプに分けられる
- この中でフィルターなしの製品は「スチーム式」「超音波式」と一部の「気化式」
- おすすめのフィルターなし製品は「象印」「±0(プラスマイナスゼロ)」「Yoitas」「Benta」
フィルターを使用しない製品は、手軽さや価格面でのメリットがある反面、衛生面や水垢対策など、デメリットにも気をつける必要があります。
しかしポイントをおさえればお手入れもより簡単に、衛生的に使用していくことができますよ。
この記事であなたにあった加湿器選びのお手伝いができたら幸いです♪
「湯沸し音セーブモード」でスチーム式特有のゴボゴボ音を低減し寝室でも快適に使用できます。
沸騰させた後65℃まで冷ましてから加湿されるので、子供やペットがいる家庭にとっては安心ですね。
「複数台持っている」という口コミも多く、その手入れの楽さがうかがえます。
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