ビデオカメラに4Kは必要ないの?
ビデオカメラの4Kは必要ないと思われがちですが、抜群に画質が良く家族のイベントを撮影するのに適しているのでおすすめです♪
そこまで高性能じゃなくていいと思っていた私ですが、調べると必要性がよく分かりました。
とは言え、難しい用語が多く、理解に苦労したのも事実です。
そこで今回は、私と同じく機械は苦手なあなたにも納得してもらえるよう、分かりやすい言葉でお伝えしていきます♪
デメリットもありますが、4Kのビデオカメラは未来を見据えた価値ある機器だと感じています。
「次に買い替える時は4Kにしよう」と思えるほどの魅力を、あますことなくお伝えしていきますね♪
ソニーのFDR-AX45Aはマットな質感で高級感のあるデザインです。
タッチパネルはアイコン表示なので分かりやすく、撮影しながら片手でも操作が可能。
「軽くて小さいのに4Kが撮れるなんて嬉しい」という口コミがありますよ♪
ビデオカメラに4Kは必要ない?仕組みについても解説
ビデオカメラの4Kはキレイみたいね。
だけどそこまでの機能は必要ないんじゃない?
4Kの画質は圧倒的にキレイなので、思い出の映像を保存するのに適していますよ!
私は機械に疎いので4Kが何なのかも分かっておらず、選ぶ時は家族や店員さんにお任せでした。
今記事を読んでいるあなたには、4Kについて知ってもらったうえで自信を持って選んでもらいたい!!
まずは仕組みや必要性について解説していきます♪
4Kってそもそも何?
4Kとは画面解像度のことで、画素がいくつ映像の中にあるのかを表すものです。
TVやビデオカメラなどの画面は色のついた小さな点が集まって映像を映しており、点が多ければ多いほど細かい部分までクリアに映すことが可能に。
この点のことを「画素」もしくは「ピクセル」と呼びます。
そして画面解像度は「細かさ」を表すので、画素数が多いと「画面解像度が高い」ことになるのです。
4Kの場合、横3,840個×縦2,160個の点が並んでいるので画素数は約830万。
横に3,840個、つまり約4,000個の画素が並んでいるので4Kと呼ばれるのです。
Kは1,000を表す記号。
1km=1,000mや1kg=1,000gがそうだよね。
4Kと比較されるフルHDは横1,900×縦1,080=約210万画素なので、4KはフルHDよりも4倍キレイに見えることになります。
なぜなら同じ範囲内に沢山の点で映すか、半分近く少ない点で映すかの差があるからです。
ビデオカメラで撮影した写真を拡大すると境界がぼやけていたり、TVの大きな画面で見ようとするとはっきり映らなかったりしますよね。
画素数が低いとこのようにアラが出てきますが、4Kなら大画面で見ても美しく滑らかな映像のままなんですよ♪
4Kのメリットとデメリット
4Kは鮮明で明るい質感の撮影が出来る一方、長時間の撮影には向かないという一面もあります。
メリットとデメリットをそれぞれお伝えしていきますね。
デメリット
- データ容量が大きくバッテリーの消耗も早い
- 全体的に高価格
高解像度なためデータ容量が大きく、バッテリーの消耗も早いです。
sdカードや予備のバッテリーを用意しておきましょう。
もしくは、撮影時の解像度は4KとフルHDを切り替えられるので、撮影するものによってはデータ容量が少なめなフルHDで撮るのも良いですね。
価格については、フルHDカメラに比べると高めで10万円~が多い印象です。
ポイント還元やセールのある、楽天市場のようなウェブサイトでお安く手に入れましょう♪
メリット
- 高解像度により鮮明で明るい質感の撮影が出来る
- ズームしても画質の劣化がない
- 映像を切り取って写真にしてもキレイなまま
人物の表情や風景はもちろん、室内やイルミネーションのように暗いシーンでも精細な撮影が出来ます。
遠くからのズームでも画質の劣化は少なく、安定した撮影が可能です。
ズームについては後ほど詳しくお伝えしますね。
映像を静止画で切り抜いても十分キレイなので、とりあえず動画で撮影しておけば後からゆっくりお気に入りの一瞬を選べますよ♪
4Kは必要ないのか?
入学式や卒業式、運動会など子供のイベントがこれからいくつもあるのであれば、圧倒的にキレイな4Kの画質で撮影・保存することをおすすめします♪
「4Kのビデオカメラで撮影しても、それを見るTVが4Kじゃなければ必要ないでしょ」と思いませんか?
4Kのビデオカメラで撮影した映像も4Kに対応していないフルHDのTVで見ることは出来るんですよ。
そしてフルHDのTVで見る場合でも、フルHDで撮影した映像より解像度の高い4Kで撮影したものの方がキレイに映るんです!!
家電メーカーのアンケートによると、日本国内で購入されているTVのうち半数以上が40インチ以上の大型で、その内の5台中4台は4Kでした。
将来的には8Kまで出てくると言われているよ。
これからますます4Kは主流に!
TVで何十年も前の映像が流れているのを見て、画像が荒いし動きがコマ送りみたいだな、と感じたことがあると思います。
解像度の低いもので撮影した映像を子供が大きくなった頃に8Kの大型TVで見返したら、画像は荒いし表情がイマイチ、なんて事も十分あり得るのです。
数年後に見直した時後悔しない為に、一つの手段として「必要ない」なんて思わず、4Kで撮影することをおすすめします♪
ビデオカメラは4KとフルHDで比較される!特徴を解説
ビデオカメラを調べるとフルHDもよく見るなあ。
4Kと何が違うの?
フルHDのビデオカメラは軽いものが多く、高倍率ズームで離れたところからもしっかり撮影できます♪
4Kビデオカメラが発売されてもなお、いまだ根強い人気のフルHD。
4Kとの違いや、フルHDならではの良い点について解説していきます!!
4Kと比較されるフルHDとは?
フルHDの解像度は横1,900×縦1,080=約210万画素で、もっとも主流です。
画素が横に1,900個≒2,000個なので、2Kとも呼ばれています。
4Kの画素数と比較すると4分の1でも映像は十分キレイです。
また主流である分各メーカーから多種多様な商品が出ているので、数ある中から選べる点も魅力と言えますね♪
HD=ハイ ディフィニションの略で「すごく鮮明な」という意味。
TVの地デジ放送はフルHDのみなんだよ。
フルHDのメリット
フルHDはカメラ本体が軽く、ズーム倍率の高さが魅力です♪
重さ | ズーム倍率 | |
---|---|---|
4K | 500~700g | 15~30倍 |
フルHD | 200~400g | 40~90倍 |
撮影場所によっては三脚が使えず手持ち撮影になるので、軽さは大事なポイントになります。
実際に4KとフルHDのビデオカメラを持ち比べてみましたが、数字で見るとちょっとした違いのようでも全く違う!!
一日がかりのイベントで4Kをずっと持ち続けるのは、重たく腕に負担がかかり「キツいな」という印象でした。
また運動会などで子供がグラウンドの向こう側にいると「最大限ズームしたけどもっとアップにしたい!」と思う時ありませんか?
機種によりますが、フルHDの場合90倍もズーム出来るので、離れたところからでもふとした一瞬を撮り逃しません♪
ビデオカメラの4Kはsdカードが必須!おすすめは64GB以上
4Kはデータ容量が大きいってことだけど、何か気を付けるべき?
ビデオカメラの内蔵メモリーだけでは足りないので、別売りのsdカードを用意しておくことをおすすめします!!
4Kで撮影するとデータ容量が大きくなるので、内蔵メモリーだけでは保存出来ない場合があるんですよ。
せっかく撮影したのに容量が大きくなりすぎて保存出来なかった・・・とならないようしっかりチェックしておきましょう!!
撮影できる時間はどのぐらい?
4K動画のファイルの大きさは、60fpsの場合1時間で約54GBになります。
frames per secondの略で「一秒間あたりのフレーム数」という意味。
動画1秒間にいくつの画像が撮れるのか?ということ。数字が多いほどなめらかな映像になる。
パラパラ漫画をイメージすると分かりやすいかも。
ビデオカメラ本体の内蔵メモリーが64GBの場合、保存可能なのは1時間ほどです。
運動会やお遊戯会、子供の出番だけに絞って細かく録画ボタンを入り切りしても1時間に収まるか心配ですよね。
兄弟がいれば出番は倍増、内蔵メモリーだけでは到底足りないです。
4K撮影には64GB以上、UHSスピードクラス3がおすすめ
sdカードを用意する場合、最低でも64GB以上にしましょう。
128GBあると約4時間保存が可能になるので安心ですが、その分価格も上がるので気を付けて下さいね。
sdカードに録画したデータは、外付けハードディスクに転送するのもおすすめですよ♪
また4K動画の撮影にはUHSスピードクラス3が推奨されています。
ビデオカメラで撮影した大量のデータをスムーズに保存するため、sdカードに転送し続ける最低速度のこと。
スピードクラスが遅いと、コマが抜けたり撮影が中断してしまう。
通常よりも高性能なsdカードが必要となるので、古いものやあまりに安いものだときちんと保存されません。
メーカーや機種によって推奨している規格が少しずつ異なるので、取扱説明書の仕様表を確認しましょう。
バッテリーの消耗も早いから、こちらも予備があると安心だよ。
ビデオカメラの4Kがおすすめ機能!フルHDとの使い分け!
4KとフルHD、我が家はどっちがいいのかな?
ビデオカメラの4Kを選ぶ時、手ブレ補正機能やズーム機能に注目して、さらに使用するシーンで考えると良いですね。
運動会などのイベントや日常の記録などで向いている機能を紹介します。
また、4KとフルHDのどちらが向いているのかも解説♪
手ブレ補正機能
カメラ本体が揺れてしまっても、センサーが察知して画面の揺れを抑えてくれるのが手ブレ補正機能です。
機能の仕組みは2通りあり、それぞれにメリット·デメリットがあるので見ていきましょう。
電子式手ブレ補正
カメラ本体のセンサーが揺れを察知して、一度撮影した映像をコンピューターが電子的に補正をかけるのが電子式手ブレ補正です。
レンズの大きさは関係ないため、軽量で小型化されています。
しかしコンピューターがブレている部分を消すため、画像が劣化しやすいのがデメリット。
そのため動きの少ない映像を撮るのに適していますよ。
光学式手ブレ補正
カメラ内部のレンズに搭載されたセンサーが揺れを察知し、レンズを動かすことでブレを低減させるのが光学式手ブレ補正です。
ズームしながら機械がレンズを微調整させてブレを補正するので、激しい動きを追うなら光学式がおすすめ。
その一方で、レンズ自体にセンサーを搭載したことでレンズの大きさ・重さが増えてしまい、ビデオカメラ本体が重く、価格も高い傾向にあります。
2つのいいとこどりをしたハイブリットモデルも増えているよ。
ズームの倍率・性能
遠く離れた場所もキレイに撮れるかはズームの倍率や性能にかかってきます。
倍率は機種によって異なるので、それぞれよく確認しましょう。
手振れ補正と同様に、ズームにも2つの仕組みがあるので紹介していきますね。
光学ズーム
光の反射や屈折などの性質を利用して、レンズの動きで焦点距離を変化させ拡大する手法です。
デジタルズームとは異なり映像自体を操作しないので、画質は劣化しません。
細かな部分まで映し出してくれるのは光学ズームですよ。
デジタルズーム
撮影した画像の一部を拡大することで、被写体の大きさをかえる手法。
映像を引き延ばすイメージなので、光学式に比べると荒い仕上がりになります。
ズーム機能も、光学式·電子式どちらも兼ね備えている機種が出ていますよ。
おすすめシーン
手ブレ補正機能とズームの性能が分かったところで、4KとフルHDそれぞれのおすすめシーンを紹介します。
購入した後どのような使い方を考えているか、イメージして下さいね♪
4Kがおすすめなシーン
ビデオカメラの画質にこだわりがある、仕事やYouTubeに使う場合は4Kがおすすめです♪
人物のみならず動植物などの記録として映像を残したいから、とにかくキレイに撮りたい!
YouTubeにのせるから本格的な画質で注目されたい!!
こういった要望があるなら4Kをおすすめします。
また、すでに4K対応のTVがあるご家庭にもいいですよ。
フルHDがおすすめなシーン
遠くからしか撮れないけれど、出来るだけ表情をアップで撮りたい場合はフルHDのビデオカメラがおすすめ♪
子供のイベントでズームを繰り返し使う時にピッタリですよ!
また軽量なので三脚がなくとも負担を感じにくく、気軽に撮影したい場合にもフルHDが最適。
4Kに比べると価格が抑えられているのも嬉しいポイントですね♪
ビデオカメラの4Kはソニーとパナソニック!おすすめ4選!
4Kビデオカメラのおすすめが知りたいな♪
4Kのビデオカメラで特に人気があるのは、ソニーとパナソニックです!
それぞれのメーカーからおすすめ機種と機能を紹介します♪
ソニーのおすすめ機種
ソニーの魅力は、ズームしても全くブレない「空間光学手ブレ補正」で安定した映像を撮ることが出来るところです。
おすすめしたい機種はこちらの2つ♪
- FDR-AX45A
- FDR-AX60
それぞれの特徴をお伝えしていきますね。
FDR-AX45A
空間光学手ブレ補正に加え、動き回る子供にはすばやくピントを合わせくっきり撮影できるAF機能も大活躍!!
さらに「マイボイスキャンセリング」という撮影者(カメラ後方)の声を認識し低減させて録画するので、ビデオカメラを回しながら思いっきり応援出来ますよ。
「ズーム画像が鮮明すぎてビックリ」「軽いしブレない、もっと早く買えばよかった」とユーザーも大満足しています♪
FDR-AX60
機能は前出のFDR-AX45と変わりありませんが、ビューファインダーとマニュアルレンズリングが搭載されています。
ビューファインダーとは、昔のカメラのように被写体を確認するために覗く窓のこと。
天気が良く日差しがあると液晶画面では反射してしまい被写体を確認しずらくなりますが、ビューファインダーからだと直接確認ができます。
マニュアルレンズリングは、一眼レフカメラのようにレンズの先を手で回してピントを調節出来ます。
細かな調節が可能になるので、手前から奥にある別の被写体にピントを移すのもしやすくなりますよ♪
パナソニックのおすすめ機種
パナソニックのビデオカメラには、「あとから補正」という撮影中の失敗を6つの補正機能で後々編集出来る、ビデオカメラ初心者に嬉しい機能があります。
おすすめしたい機種はこちらの2つ♪
- HC-VX2MS
- HC-VX992MS
特徴を1つずつ見ていきましょう!
HC-VX2MS
超解像度技術「iAズーム」が特徴で、ズームをすることで変わる被写体までの距離を見極めて瞬時にピントを合わせます。
動画を選んで本体のSNSボタンを押すと、作成してくれたハイライト動画をスマホに転送できるのでSNSに載せるのも簡単!
「設定や操作が難しくなくすぐ使えた」「画質がよく手ブレもほぼ無い」という口コミが届いていますよ♪
HC-VX992MS
バッテリーを付けても398gと軽量・コンパクトで持ち運びやすい機種です。
フォーカスや明るさといったメニュー操作をダイヤルを回して調節できるマルチマニュアルダイヤルで、状況に合わせて細かな設定が可能に。
「スマホでいいと思っていたけど全然違った」と驚きの声もありますよ。
ビデオカメラに4Kは必要ない?のまとめ
- 4Kのビデオカメラが必要ないと言われるのは、TVなど再生する機器も4Kでないと意味がないと思われているため
- 4Kとは画面解像度のことで画素数は約830万である一方、フルハイビジョン(フルHD)は約210万画素
- フルハイビジョン(フルHD)より4Kの方が4倍キレイに見えるので、必要ないと思われがちだが思い出の映像を残すのに適している
- 4K動画は60fpsの場合1時間で約54GB消費するため、sdカードは64GB以上のUHSスピードクラス3がおすすめ
- 画質にこだわりがあり仕事や記録保存のために使う場合は圧倒的にキレイな4Kがおすすめ
- 遠くからしか撮れないがズームを使って出来るだけアップで撮りたい場合はフルハイビジョン(フルHD)がおすすめ
- 4Kのビデオカメラで特に人気があるのはソニーとパナソニック
- 手ブレ補正機能とズームの性能もチェックすると良い
子供たちが大きくなった時に「自分の小さいってどんなだった?」と言われるかもしれません。
その時に様々な思い出を動画で見せてあげられたら、きっと喜ばれます。
必要ないと思わずに、ぜひ画質のキレイな4Kのビデオカメラで思い出を残してあげて下さいね♪
ソニーのFDR-AX45Aは空間光学手ブレ補正機能を搭載、動きのある被写体でもキレイに撮影出来ます。
子供のイベントだけではなく、サッカーのようなスポーツの撮影にもむいているんですよ。
ユーザーは「スマホ撮影で十分と思っていたけど段違い!買って良かった!」と満足しています♪
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